ひとはどういう場所にあつまるのでしょうか。
居心地のいいところ？ 刺激的なところ？ 創造的なところ？
埼玉県川口市の「工房集」は、ギャラリーを持ったアトリエとして、全国に先駆け2002年にスタートし、いろんな人が集まるところになりました。

埼玉県にある、社会福祉法人みぬま福祉会は、1994年頃より創作活動を始め、たくさんの芸術性の高い作品を生み出してきた施設です。「もっと創作活動に専念したい、できあがった作品をきちんと広く紹介したい。」との想いから、2002年、全国にさきがけて、川口太陽の家・分場として、福祉施設の運営するギャラリーを併設させた「工房集」（埼玉県川口市）を作りました。本展覧会では、みぬま福祉会のいろいろな施設で生まれた作品の数々を集めて紹介し、そして、工房集のアートディレクターである中津川浩章（美術家）の作品も一緒に展示紹介いたします。また、期間中のイベントを通して、先駆的に活動してきた「工房集」を通して、障害者の創作活動支援のあり方をもう一度考えたいと思います。

◆出展作家
阿部美幸、伊藤裕、大倉史子、梅澤勝典、尾崎翔悟、栗原和秀、小森谷章、齋藤裕一、佐々木省伍、柴田鋭一、杉浦公治、田中悠紀、高橋創、武石トシ子、西川泰弘、納田裕加、白田直紀、長谷川昌彦、前田貴、宮川佑理子、宮里亨、箭内裕樹、渡邉あや、渡辺孝雄、中津川浩章

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